入管の仕事
本日は、入管関係の業務で一日が終わりました。
まずは、相談です。
オーバーステイの婚約者のかたのビザについての御相談でした。オーバーステイは法律違反状態ですので、入管に収容されて退去強制ということが考えられます。しかし、日本人と結婚をしていたり、日本人の子供がいるなど、特別な事情がある場合は特別在留許可をとることにより日本にとどまることができる可能性があります。または、出頭申告といって自分からオーバーステイであることを、入管に申告して帰国をすると、本来5年間は入国が出来ないものが1年に短縮されます。
オーバーステイの方の場合は、どちらかの手続きを踏むことになりますので、いらっしゃたお客様にはそのように説明をしました。
そして、午後は行政書士会主催の名古屋入国管理局の審査官の方の講習会を受講してきました。就労関係の在留資格についての、詳しいお話でした。
入管業務については、自分で仕事をして身につける経験のほかに、このような講習会による知識の蓄積も役に立ちます。
そして夜には、日系人の方の入国に関する相談です。
日系人つまり、日本人の方の子供や孫といった方は日本での在留資格を得ることが出来ます。日系人の方の申請には日本人との血縁を詳しく証明していく必要が在ります。
最後に、アメリカ国籍の方の在留資格変更に関する相談。
普段は風俗営業許可に関する相談が多いですので、これほど入管関係で終わる一日は珍しいです。
それでも、どんな仕事でも全力で取り組みます。